Lesson1 呼吸方法
テーマ
腹式呼吸をマスターしよう
腹式呼吸とは
お腹から空気を出して話すことを腹式呼吸といいます。
腹式に対して胸式があります。
人だけでなくすべての動物は腹式呼吸で生まれ声を出します。
ですから、赤ちゃんの夜泣きはうるさいと言われますし、犬の遠吠え・猫の鳴き声は全て腹式からきているので声が通って聞こえます。
しかし、人間だけは特別で、大人になるにつれて胸式呼吸で話す人が増えてきます。
アナウンサーのほとんどが腹式呼吸で話しています。
ただ一度胸式呼吸での話し方を覚えてしまうと逆に腹式の戻すことが容易ではありません。
効果
喉を傷めないことや喉が疲れない、マイクに乗る声になるという効果があります。
練習方法
両手をみぞおちあたりに置きます。そして口を開いて声は出さず「は」というような感覚でお腹を押してください。
「は、は、は、は・・・」お腹を何度も押してみるとお腹から空式が出ることに気が付くはずです。
これが腹式呼吸の声の出し方です。
母音も含めて声を出す際に必要となるのがこのお腹の意識です。
発声練習は必ずお腹に手を当て一音ずつ確認しながら続けましょう。
まとめ
腹式呼吸を身に着けることは声を仕事とする人には一丁目一番地です。
腹式呼吸を完全マスターすることが必須条件です。
詳細は受講申し込み後、すべての生徒に「IASアナウンサー教本」をプレゼントしています。この教本を参考にしながら講習を進めていきます。
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